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デフリンピックで広がれ障害への理解 横浜でトークショー

社会 | 神奈川新聞 | 2022年9月23日(金) 21:40

手話で思いを説明するエリザベス選手=23日午前、横浜市港南区

 聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の金メダリストらによるトークショーが23日、横浜市港南区の市港南公会堂で開かれた。2025年のデフリンピックは東京での開催が決定。大会を契機とした障害に対する理解促進への期待が語られた。

 登壇したのは、5月に開催されたブラジル大会の自転車競技4種目で金メダルを獲得したウクライナ代表のエリザベス・トプチャニウク選手(23)と、日本障がい者サッカー連盟会長の北沢豪さん。

 北沢さんは「ブラジルでの選手の活躍を私たちが目にするのはなかなか難しかった。アスリートが前向きにプレーをすることが理解につながり、社会が抱える問題をみんなで考える入り口になると思う」と東京開催の意義を強調した。

デフリンピックの東京開催への期待を語る北沢さん(右)とエリザベス選手=23日午前、横浜市港南区

 一方、着物姿で登場したエリザベス選手は「ロシアとウクライナの紛争がどうなるか今は想像できない状態だが、東京大会に向け、ウクライナ人として自分のためだけでなく仲間のためにも頑張りたい」と手話で説明した。自身は14年にロシアがウクライナ南部クリミア半島を強制編入したのをきっかけに母国を離れ、現在は米国を拠点に活動。ウクライナ選手団の多くも他国に避難しているという。北沢さんは「ナーバスな部分を持ちながらも、パフォーマンスにつなげる選手の頑張りに注目してほしい」と呼びかけていた。

 トークショーは一般社団法人横浜市聴覚障害者協会が手話言語の国際デー(23日)に合わせて企画。会場では、ろう者の女性の成長を描いた映画「咲(え)む」も上映された。(川口 肇)

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