関東大震災で「山津波」が発生し16人が犠牲となった相模原市緑区の鳥屋地域で3日、被害の記憶を伝える新たな伝承碑の披露式が行われた。集まった地元住民や行政関係者らは犠牲者を悼み、災禍を風化させないよう思いを新たにした。
鳥屋地域は1923年9月1日に発生した関東大震災で山の斜面が崩落し、9戸…
相模原の「地震峠」に新たな伝承碑 犠牲者16人の名刻む
新たな伝承碑を披露する「鳥屋・地震峠を守る会」の小島会長(右)と本村賢太郎市長 [写真番号:1110054]
新たな伝承碑には山津波の犠牲者16人の名前と当時の年齢が刻まれた=相模原市緑区鳥屋 [写真番号:1110055]