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多頭飼育崩壊のウサギ譲渡へ 県や保護団体、求む飼い主

社会 | 神奈川新聞 | 2022年8月30日(火) 21:30

 県西地域の住宅で発生したウサギの多頭飼育崩壊を巡り、約210匹のウサギを保護した県動物愛護センター(平塚市土屋)と一般社団法人「アニプロ」が9月3日、同センターで合同の自由見学・譲渡会を開く。

アニプロが保護しているウサギ。新たな飼い主を待っている=アニプロ提供

 事前予約制で、健康状態の良いウサギ約100匹を譲渡予定で、責任をもって最後まで飼育できる飼い主を探している。同センターは「ウサギの飼育を検討している方にはぜひ一度足を運んでほしい」と呼び掛けている。

 飼い主からのSOSを受けて8月上旬に、緊急保護されたウサギは、ペットショップで人気が高いという品種のネザーランド・ドワーフ。室内で放し飼いされていたことから、同センターなどは室内で単独で飼育することを推奨している。

 同センターはすでに約10匹を譲渡したほか、譲渡希望者の面接を随時行ってきた。アニプロにも多数の問い合わせが寄せられ、順次譲渡しているという。

 9月3日の合同譲渡会では、同センターは午前10時~午後4時に、ガラス窓越しにウサギを見学できるスペースを用意し、去勢手術を済ませた約50匹のオスの譲渡希望者の面接を受け付ける。県内在住者限定で、後日無償で譲渡する。

 アニプロは午後1時15分~同3時に、病気や授乳中などのウサギを除いた50~60匹を有償で譲渡する。県外在住者や、当日譲渡にも対応する。

 見学会は同センターのホームページから予約する。譲渡に向けた面接予約や問い合わせは同センター電話0463(58)3411。同センターは小田急線秦野駅からバスで約20分の南平橋バス停から徒歩10分。(沢村 成美)

 
 
 

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