新型コロナウイルス感染症を巡り、横須賀市は24日、70~90代の男女3人の死亡と10歳未満~100歳以上の男女計513人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症6人、軽症431人、調査依頼中30人、症状不明44人。395人の感染経路が不明という。
死亡した80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した特別養護老人ホームの入所者で、4日に陽性と判明し、20日に内臓疾患の悪化で死亡した。ワクチンは未接種だった。
70代女性は20日に救急搬送され、病院で検査を受けて陽性と判明。その日のうちに持病の悪化で亡くなった。
90代男性は19日に死亡後、市内の医療機関で解剖され、感染していることが判明した。死因は新型コロナだった。
新規感染者の年齢別内訳は、10歳未満と20代が各82人、40代77人、30代68人、50代55人、10代42人、60代40人、70代28人、80代21人、90代17人、100歳以上1人。
6人と5人の感染がそれぞれ確認された市内教育保育施設2カ所について、市は新たなクラスターと認定した。
また、市は16~18日に発表した新規感染者のうち、11人が重複していたとして取り下げた。