台風8号の接近で土砂災害や浸水の恐れが高まったとして、横浜地方気象台は13日午後5時までに、横浜、川崎、藤沢、平塚、厚木など21市町に大雨警報を発表した。箱根町で降り始めからの雨量が200ミリを超えるなど西部を中心に大雨となっており、小田原市などには洪水警報も出された。
逗子市は市内全域に警戒レベル3の高齢者等避難を発令し、早めの避難を呼びかけている。
気象台によると、台風8号は午後3時前に御前崎付近を通過した。神奈川県内では今後も、断続的に激しい雨が降る恐れがある。
降り始めからの総雨量は午後4時現在、箱根町で218・5ミリに上る。小田原市107・0ミリ、相模原市中央区33・0ミリ、横浜市中区19・0ミリなどとなっている。
台風接近、神奈川21市町に大雨警報 逗子市レベル3発令
台風の影響で高波が打ち寄せる大磯港=13日午後、大磯町 [写真番号:1106277]
台風の影響で高波が打ち寄せる大磯港=13日午後、大磯町 [写真番号:1106281]