
危険な暑さへの注意を促す「熱中症警戒アラート」が神奈川県内に連日発表され、2日で4日連続となった。猛暑日(最高気温35度以上)も続いているが、酷暑は日中にとどまらず、横浜市や海老名市では夜遅くに真夏日(同30度以上)並みの高温となった日も。横浜地方気象台は「1週間程度はこうした暑さが続く見通し。エアコンを適切に使うなど夜間も熱中症対策を」と呼びかける。
熱中症警戒アラートは、環境省と気象庁が2021年度から全国で運用。気温だけでなく、湿度なども加味した「暑さ指数」が33以上と予想された地域に一日2回発表している。
県内では今夏、藤沢市と三浦市で指数が33と予想された7月30日に初めて出され、8月2日まで4日連続でアラートが発表されている。2日は県内の全5地点で指数が33と予想され、一段と厳しい暑さになりそうだ。日中の予想最高気温は横浜、小田原市ともに35度で猛暑日となる見込みだ。