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米軍横須賀基地の排水から有害物質検出 海に流出の可能性

社会 | 神奈川新聞 | 2022年7月1日(金) 22:58

米海軍横須賀基地

 横須賀市は1日、米海軍横須賀基地の排水処理場の排水から、環境省の暫定目標値を上回る有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出されたと、国から情報提供を受けたと発表した。排水は横須賀港に流れ出た可能性が高く、現時点で健康被害は確認されていない。米側は「原因は不明で調査中」としており、市は原因究明と周辺環境への影響の確認、再発防止を求めている。

 市によると、5月上旬、基地東側にある排水処理場内で泡が確認されたことから、米軍が排水を検査。環境省が定める1リットル当たりの暫定目標値50ナノグラム(合計値)を上回る量が検出され、米側が6月29日に日本政府に通報した。検出された数値は公表していない。防衛省南関東防衛局は30日に周辺海域の海水を採取しており、今後分析する。

 有機フッ素化合物は、航空機火災が発生した場合に使用される泡消火剤などに含まれている。在日米陸軍キャンプ座間(座間、相模原市)周辺や沖縄や青森の米軍基地周辺で検出され、問題となっている。

 米軍は各基地内での保管・使用状況を公表していない。市は「泡消火剤が原因である可能性は否定できない」として、基地内で使用している場合は有機フッ素化合物を含まないものに交換するよう求めている。

 県は7月1日、日米両国による原因究明や適切な再発防止策の策定、環境調査を行って汚染物質の除去などの必要な対策を取るよう国に要請した。

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