横浜市環境科学研究所(同市神奈川区)はこのほど、第15回海域生物相調査の結果をまとめた。横浜港でハモなど魚類3種が初確認され、同研究所は「黒潮の大蛇行の影響などが考えられる」と推測している。前回調査に引き続き、水温上昇などに伴う“南方系”の魚種も確認された。
今回、主分布域が東京湾の外洋のハモ、イゴダカホデリ、クツワハゼが初確認されたほか、分布が東京湾湾口部に限られていたとされるテナガツノヤドカリや、東京湾では珍しいヒラテコブシも初確認された。
ヒナハゼなども「生息分布を北に」
横浜港でハモ初確認 黒潮大蛇行が影響? 南方系の魚種も
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海域生物相調査の様子=金沢湾(横浜市環境科学研究所提供) [写真番号:1097359]
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横浜港で確認されたハモ(横浜市環境科学研究所提供) [写真番号:1097360]