米海軍の新型強襲揚陸艦「トリポリ」が29日午前、横須賀基地(横須賀市)に入港した。米海軍の同基地には21~26日に、米サンディエゴを母港とする原子力空母「エーブラハム・リンカーン」も一時寄港している。トリポリが同基地に寄港するのは今回が初めてとみられる。
29日は午前9時過ぎに横須賀に到着。飛行甲板上には、最新鋭ステルス戦闘機「F35B」が10機以上、並んでいた。今月20日から22日まで乗組員の休養や補給のため、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に寄港していた。同市によると、初の海外寄港だったという。
「事実上のミニ空母」
米強襲揚陸艦トリポリ、横須賀入港 甲板に多数のF35B
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米海軍横須賀基地に入港する強襲揚陸艦「トリポリ」 [写真番号:1090331]
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米海軍横須賀基地に入港する強襲揚陸艦トリポリ。飛行甲板には最新鋭のステルス戦闘機F35Bが並ぶ [写真番号:1090332]
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トリポリは全長257メートルと、海上自衛隊の「いずも」「かが」より約9メートル大きい [写真番号:1090333]
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海上自衛隊がミニ空母化へ改修を進めるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」。「トリポリ」なども参考にしているとみられる [写真番号:1090334]