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神奈川の部活動は今 受け皿となる「地域」に足らないもの

社会 | 神奈川新聞 | 2022年5月17日(火) 05:50

 運動部活動が過渡期の真っただ中にある。長く日本のスポーツ普及を下支えし、子どもたちの人格形成を担ってきた一方、教員の長時間勤務の温床とされてきた。校外への指導委託が検討されるなか、教育現場や家庭には戸惑いも広がる。改めて見つめたい。「ブカツ」って、何だろう─。(「部活動は今」取材班)


中学生の新たな活動の場として昨春始動した茅ケ崎ブラックキャップス=4月23日、茅ケ崎市の文教大湘南キャンパス

 戸惑いばかりが先に立ったという。「学校は余裕がないし、地域に移行したときにどこがマネジメントするのか」。二宮町教育委員会の担当者は苦しい胸の内を明かす。

 2018年、文部科学省が部活動の段階的な地域移行を掲げた。新事業にはつきものの「ヒト・モノ・カネ」の問題。地元の地域密着型スポーツクラブ「ラビッツクラブ湘南二宮」との連携や町立中学校の理解で「ヒト」と「モノ」にはめどが立っても、最後の課題は見通しが立たない。

「受益者負担」の不安

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