新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で10日、新たに4人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2203人の感染が確認された。県内の1日当たりの新規感染者数が2千人を超すのは4月30日(2575人)以来。
横浜市は30代~90代の男女4人の死亡を発表した。90代男性はクラスター(感染者集団)が確認されている市内の有料老人ホームの入所者。6日に発熱などで市内の病院に救急搬送され、検査で陽性が判明。同日がんのため亡くなった。
90代女性は4月19日に発熱し、25日に市内の病院で陽性が判明。5月2日に老衰で亡くなった。30代男性は4月30日に発熱などがあり、診療所で検査を受けた。5月2日に自宅で倒れているのが見付かり、死亡が確認された。同日陽性と分かり、死因は新型コロナだった。市内の病院に入院していた50代男性は4月12日の検査で陽性が判明。26日に悪性腫瘍で亡くなった。
相模原市中央区の病院で職員2人、患者8人の計10人の陽性が判明し、市はクラスターと認定した。
このほか、県は新たに24人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万4842人になった。
10日の神奈川 30代男性ら4人死亡、2203人感染
-
[写真番号:1086337]
-
5月10日の県内市町村別感染者数 [写真番号:1086338]