県猟友会(安藤忠幸会長、会員数2076人)は県の委託で丹沢などで実施しているニホンジカの管理捕獲を広く市民に理解してもらおうと、3日から初のポスター展示を県自然環境保全センター(厚木市七沢)で開催する。シカと捕獲にあたる会員の迫力ある写真をポスター11枚に印刷し、3枚の説明パネルで管理捕獲の必要性や会の活動を伝える。6月29日まで。入場無料。
縦119センチ、横84センチのポスターの1枚は、立派な角を持った雄ジカが振り向き「人と自然環境との調和を次の世代へ」と記した。他には、そろいのベストを身に着けた会員が捕獲準備をする緊張感漂う場面や、弾丸を装塡(そうてん)する手元や銃を抱えてシカを待つ姿、捕獲したシカの体長計測作業など、活動をストレートに表現する。
丹沢などでは生息密度が高くなり過ぎたシカによって…