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時代の正体 沖縄復帰50年
「ガマフヤー」具志堅さん(下) 遺骨で基地、戦没者冒涜

社会 | 神奈川新聞 | 2022年4月29日(金) 10:55

 沖縄は28日、70年前に日本の施政権から切り離された「屈辱の日」を迎えた。原点となった沖縄戦と辺野古新基地建設について、沖縄戦で亡くなった人々の遺骨を収集してきた具志堅隆松さん(68)=那覇市=に聞いた。(田中 大樹)


沖縄戦の犠牲者を刻銘する「平和の礎(いしじ)」。神奈川県出身者の名前も並ぶ=沖縄県糸満市

 間もなく1年になる。2021年5月、遺骨収集ボランティアの具志堅さんは、沖縄本島南部の壕(ごう)に一人の女性を案内した。森友学園問題で決裁文書の改ざんを強いられ、自ら命を絶った財務省近畿財務局職員の妻だった。

 夫はなぜ死んだのか。「真相を知りたい」と求めるが、国はかたくなに拒む。静寂の中、妻は沖縄戦で亡くなった戦没者の遺骨をそっと手に取った。具志堅さんはその姿を思い起こす。

 「国には人の死に対する畏怖の念がありません。国の過ちの犠牲となった(職員と戦没者の)境遇が重なります。不条理を見過ごすわけにはいきません」

 戦後77年となる今なお、沖縄では死者への冒涜(ぼうとく)が続く。戦争につながる新たな基地を建設するため、戦没者の遺骨が混じる土砂が海の底に沈められようとしている。

土と同じ色の

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