19日午前8時16分ごろ、茨城県北部で震度5弱、福島、栃木、埼玉の各県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県中通り。震源の深さは93㌔、地震の規模はマグニチュード(M)5・4(暫定値)としている。
神奈川県内では、横浜、川崎、厚木の各市と湯河原町で震度2、相模原、横須賀、藤沢市など広い範囲で震度1を観測した。
気象庁は「今後1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意を」と呼び掛けている。「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震域より内陸で発生した。(震度6強を観測した)3月16日の福島県沖の地震とは関係ないのではないか」との見方を示している。
今回の震源に近い茨城県北部では、2016年12月にM6・3の地震が起きている。