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大和の次男殺害容疑 宮島清教授「経過追う徹底検証を」

社会 | 神奈川新聞 | 2022年3月17日(木) 17:00

 大和市の自宅で2019年8月、小学1年の次男=当時(7)=を窒息死させたとして、殺人の疑いで母親(42)が逮捕された事件から、20日で1カ月。児童相談所などで勤務経験がある日本社会事業大学専門職大学院の宮島清教授は、「感情的な責任追及では再発は防止できない」と釘を刺す。「経過を丹念に追う徹底的な検証こそが、子どもの命を守るための対応力を高める」と話す。(構成・竹内 瑠梨)

 事件の約7年前、2012年。生後5カ月だった次男が救急搬送された。児相は母親の長男と長女が生後まもなく死亡していたため虐待を疑い、これが1度目の一時保護と施設入所となった。親子は15年3月まで約2年半離れて暮らした。

日本社会事業大学専門職大学院 宮島清教授

 「当事者の人生も親子関係も連続している。離れている間の母親との面接回数や内容、家庭に戻った経緯、帰宅前後の親子の様子にもさかのぼって検証する必要がある」

 「一般的に、乳児期から3歳頃まで保護が続くケースは珍しくない。乳児期には命が失われやすく保護が優先される。一方で幼い子は日々成長し、親と離れる期間が長いほどその後の親子関係の構築が難しくなる。次男が帰宅した時期は、その後死亡する第4子の妊娠期とも重なる。当時の状況など、検証すべき要素は数多い」

 児相などで相談支援や子どものケアに当たってきた宮島教授。一時保護では親子の気持ちと事実の両方を丁寧に聞くことに心を砕く必要があると説明する。

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