新型コロナウイルス感染症を巡り、茅ケ崎市は3日、同市保健所管内(同市、寒川町)で80代の女性2人の死亡と、新たに10歳未満~100歳以上の男女157人の感染が確認された、と発表した。うち、感染経路不明は103人だった。
市によると死亡した女性2人はクラスター(感染者集団)の判明している医療機関の入院患者と高齢者施設の入所者。医療機関の入院患者だった女性は同市在住で、2月21日に陽性が判明し、新型コロナウイルス感染症のため、同28日に亡くなった。
高齢者施設に入所していた女性は同市在住で、同16日に陽性が判明し、管内の医療機関に入院したが、他の疾患のため今月1日に死亡した。
2人とも基礎疾患があったという。
新規感染者の症状別は中等症3人、軽症153人、無症状1人。同市在住は123人(市外在住含む)。寒川町在住は34人だった。
クラスターの判明していた医療機関で新たに職員1人の感染が判明。同施設での感染者は計24人となった。