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ガンダム富野由悠季監督に聞く(下)ふるさと大使の意味

社会 | 神奈川新聞 | 2022年2月18日(金) 05:30

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親・富野由悠季監督(80)に故郷・小田原をはじめ、宇宙や自然環境への思いなどを聞いた。(聞き手・深沢 剛)


西湘バイパス高架下のトンネルからのぞむ相模湾=2017年12月、小田原市

 ―記憶に残る小田原の原風景は。

 「終戦直後の秋だった。近くの山で不要になった防空壕の埋め戻しをしていた。その上空をB29が飛んでいた。その印象的な光景がきれいで今でも思い出す」

 「もう一つ記憶にあるのはダムが出来る前の酒匂川の景色。それが(1979年に三保ダムが完成して)酒匂川が川でなくなったことに本当に腹が立った。それはすごく大事な問題があって、酒匂川からの砂利が相模湾に流れなくなり、小田原の海岸線はこの40年以上でかなり(浸食され)狭くなっている。あと50年もしたら西湘バイパスを支える土台も消えてしまう。何としてでも止めたい。地元でできることがあるはず」

 ―自然に対する思いが強い。

 
 

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