1991年8月、元日本軍「慰安婦」だった金学順(キムハクスン)(故人)の証言を、当時朝日新聞記者だった植村隆が、日本のメディアとして初めて記事で伝えた。それから20年以上経過した2014年以降、植村は右派勢力から「捏造(ねつぞう)記者」と執拗(しつよう)なバッシングを受けるようになった─。植村と支援者が理不尽な攻撃に立ち向かう姿を記録したドキュメンタリー映画「標的」(21年、99分)が12日から…
ドキュメンタリー「標的」公開 西嶋監督と植村さんに聞く
「標的」の1場面。外を見上げる植村隆((C)ドキュメントアジア) [写真番号:1004339]
西嶋真司監督 [写真番号:1004341]