新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は29日、新たに10歳未満~100歳代の男女4524人の感染が確認されたと発表した。
これまで最多だった今月24日発表の2819人を大きく上回り、過去最多。前日(2411人)の2倍近い数となった。中等症15人、軽症4012人、無症状74人で、423人の症状が分かっていない。
新たに7カ所でクラスター(感染者集団)の発生が相次いだ。市内の保育施設3カ所で、それぞれ園児と職員の計8人、1カ所で5人の感染が確認された。市立小学校1校で児童16人、職員2人の計18人。佐藤病院(南区)で患者10人と職員11人、高齢者グループホームで利用者14人と職員3人の感染が確認された。
年代別の内訳は、10歳未満830人、20代766人、10代675人、40代670人、30代644人、50代490人、60代204人、70代130人、80代74人、90代35人、100歳代2人、4人を調査中としている。
居住地別内訳は、港北区が438人、青葉区が372人、神奈川区が365人、鶴見区が327人、戸塚区が326人、南区が309人、都筑区が272人、旭区が269人、中区が245人、保土ケ谷区が228人、港南区が212人、金沢区が192人、緑区が183人、泉区が170人、磯子区が160人、西区が143人、瀬谷区が126人、栄区が89人、市外94人、非公表などは4人だった。