三浦半島沖で海藻類がなくなる「磯焼け」が問題となる中、一因であるウニの駆除作業を効率的に進めるため、小型無人ボートで海中のウニの分布密度を調べる実証試験が昨秋から継続的に横須賀市長井の海岸周辺で行われた。
12日に最後の現地調査を行い、結果を基に「ウニ密度マップ」を作成、今月中にも実際に駆除作業を行う予定だ。
【下に地図:作成中のウニ密度マップ】
三浦半島沖の磯焼け ウニ駆除へ実証試験、分布密度地図化
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小型無人ボートで海中のウニの分布を把握し、駆除作業の効率化を目指す実証試験=横須賀市長井 [写真番号:962814]
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作成中のウニ密度マップ。緑色の点は6~10個集中している箇所を表す(東京海洋大・田原淳一郎教授提供) [写真番号:962815]
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水中カメラで自動検出したウニ(赤線で囲んだ部分)(東京海洋大・田原淳一郎教授提供) [写真番号:962816]