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追う!マイ・カナガワ
東京五輪前に集めた古い携帯 本当にメダルになったの?

社会 | 神奈川新聞 | 2021年12月12日(日) 08:00

 「数年前、古い携帯電話を集めて東京五輪・パラリンピックのメダルを作ると聞き、区役所に設置された箱に寄付しましたが、あれは本当にメダルになったのでしょうか」。横浜市港北区の女性(66)から「追う!マイ・カナガワ」取材班に質問が寄せられた。2021年を振り返ると、コロナ禍の中でも、57年ぶりに東京五輪が実施されたのは明るい話題だった。寒さが染みる季節に、あの熱狂を振り返りながら取材した。


東京五輪のメダル(Tokyo2020提供)

 投稿者の女性は「私が報道に気付かなかっただけかも」と言うが、五輪前にはリサイクル資源でメダルを作る試みについて聞いていた記者も、大会中に話題にした記憶はない。延期や開催の是非にスポットが当たり、そうした報道が下火になったのは否めない。

 ただ、「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」運営事務局に尋ねると、「ちゃんと、やってましたよ」と即答された。プロジェクトには、全国の約1600自治体が参加し、使用済みの小型家電から集めた金属で、計約5千個の金・銀・銅メダルを全て作ったという。

 「五輪本番は選手の活躍がフォーカスされますから、プロジェクト自体はかすんでしまったかもしれませんね。会場ではアナウンスしていたのですが…」

世界有数の天然鉱山に匹敵

 
 

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