神奈川県弁護士会が、藤沢簡易裁判所(藤沢市朝日町)への家庭裁判所出張所併設を求める運動を積極化している。同簡裁管内では人口増と高齢化が同時進行し、家事事件の増加が見込まれる。しかし、管内の住民が家裁を利用するには横浜市中区の本庁に赴く必要がある。県弁護士会は身近な司法をテーマにしたパネルディスカッション(弁護士会支部サミット)を12月4日に開き、市民や自治体に理解を深めてもらう。
相続、遺言…増える家事事件
藤沢簡裁に家裁併設を 神奈川県弁護士会が12月公開討論
-
藤沢簡裁への家裁出張所併設をテーマにした会合への参加を呼び掛ける服部弁護士(右)ら=藤沢市 [写真番号:906485]