横浜市神奈川区の旧大口病院(現横浜はじめ病院)で2016年、入院患者の男女3人の点滴に消毒液を混入して中毒死させたとして、殺人罪などに問われた元看護師久保木愛弓被告(34)の裁判員裁判の論告求刑公判が22日、横浜地裁(家令和典裁判長)であり、検察側は死刑を求刑した。弁護側は「無期懲役が相当」と主張した。被告は最終陳述で「死んで償いたい」と述べ、結審した。判決は11月9日に言い渡される。
検察側は論告で「…
元看護師に検察側が死刑求刑 弁護側は「無期懲役が相当」
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事件のあった旧大口病院。横浜はじめ病院と改称したが、現在は休診している=横浜市神奈川区 [写真番号:873019]