赤い羽根共同募金の街頭募金活動が1日、全国一斉に始まった。神奈川県内では計93駅で約2千人のボランティアが参加予定。JR桜木町駅前(横浜市中区)では4日、新たにSuicaやPASMOなど交通系ICカードによる募金も試験的に導入し、買い物客らに協力を呼び掛けた。
県共同募金会(並木裕之会長)によると、新型コロナウイルス禍のため、昨年と同様、街頭募金活動を実施する駅数や参加人数を縮小。感染防止対策として大声での呼び掛けは行わず、子ども食堂や見守り支援といった募金の使途が書かれたパネルを掲げるなど「静かな呼び掛け」を行う。
同駅前では、交通系ICカードによる募金のほか、サッカーJ1横浜FCの協力で、寄付をするとユニホーム形アクリルスタンドがもらえるカプセルトイを設置。5日も午前10時から午後2時まで実施する。