休日のJR川崎駅東口で読書をしながら差別主義者の活動を監視する「川崎駅前読書会」が2日、再開した。ヘイト団体の代表者が暴行事件を起こすなど事態が深刻化しているためで、主宰者の木村夏樹さん(53)は「川崎市も歯止めとなる手だてを講じていない。市民が再びまちへ出て体を張らざるを得ない」と表情を硬くする。
新型コロナウイルスの感染拡大で8月以降控えてきた参加の呼び掛けを、…
川崎ヘイト監視再開 体張る市民「行政もより強い姿勢を」
本を片手にレイシストの動向に目を光らせる読書会の参加者=川崎市川崎区のJR川崎駅東口 [写真番号:847148]