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横浜・旧大口病院点滴殺人
旧大口病院事件を考える(4)多死社会と「悼む」尊さ

社会 | 神奈川新聞 | 2021年10月1日(金) 10:30

 「旧大口病院点滴連続殺人事件」の裁判員裁判が10月1日に横浜地裁で始まる。終末期の患者を積極的に受け入れていた医療機関で何があったのか。高齢者医療や介護という「老いの現場」に日々向き合う人たちの思いから課題を探る。


施設利用者やスタッフらと談笑する加藤忠相さん(右端)

 藤沢市に介護施設を開設して20年になる加藤忠相さんは、旧大口病院で起きた事件について、語気を強めた。

 「患者をあやめた行為に擁護の視点は一切、見いだせない」

 一方で、施設で働くパート女性がある時吐露した言葉を思い返し、「ただ」と語り始めた。

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