新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は25日、新たに50~90代の男女4人の死亡と、10歳未満~80代の男女76人の感染が確認されたと発表した。中等症1人、軽症67人、無症状7人、調査中1人で、うち51人の感染経路が不明となっている。
市によると、50代女性は倦怠(けんたい)感があり、8月17日に市内の病院を受診。そのまま入院し、18日に陽性が判明した。23日に症状が悪化して転院したが、9月22日に死亡した。
70代男性は発熱の症状があり8月13日に市内の病院を受診し、陽性が判明。同日から入院していたが、9月11日に亡くなった。80代女性は9月10日に発熱の症状があり、市内の病院を受診して陽性が判明。同日から入院していたが21日に死亡した。糖尿病などの基礎疾患があったという。
90代女性は、クラスター(感染者集団)が確認されている新戸塚病院(同市戸塚区)の入院患者。院内で陽性者が出たため8月28日に検査した結果、29日に陽性が判明。9月23日に死亡した。高血圧などの基礎疾患があったという。同病院での死者は計12人となった。