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箱根や秦野の災害記した伝承碑 新たに13基を公開

社会 | 神奈川新聞 | 2021年9月22日(水) 11:40

新たに登録された箱根町の自然災害伝承碑10基(国土地理院提供)

 自然災害を後世に語り継ごうと、国土地理院はウェブ地図「地理院地図」で、箱根町や秦野市内の自然災害伝承碑13基を新たに公開した。箱根町は「地域住民の防災意識の向上に役立ててもらいたい」と話し、まだ登録されていない石碑の情報も募っている。

 国土地理院関東地方測量部によると、同地図で公開している「自然災害伝承碑」は、過去の災禍について刻んだ石碑やモニュメントに目を向けてもらおうと全国の市町村から情報を収集。2年前から開始し、2021年9月1日現在で全国1050基が登録された。県内では、これまで登録済みの南足柄市と寒川町の6基に、今回、箱根町内10基と秦野市内3基の石碑が追加され計19基になった。

 箱根町では4月ごろから町民らに情報を求め、現地調査や資料収集を行ってきた。1923年9月1日の関東大震災で亡くなった旧仙石原村出身者を供養する「関東大震災供養塔」(同町仙石原)や、53年7月26日に早雲山頂上付近で地滑りが発生し28人が死傷した災害の供養塔(箱根町強羅)などが登録された。

 秦野市内では、関東大震災発生時に渋沢丘陵地の北斜面の山林などが崩壊し、少女2人が巻き込まれた「大震災埋没者供養塔」(同市平沢)など、震災にまつわる石碑が登録された。

 同町は「災害の記録を残していくために、石碑の情報があれば知らせてほしい」と呼び掛けている。同地図は国土地理院ホームページから見ることができる。(沢村 成美)

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