台風14号の接近に伴う大雨で、神奈川県内では土砂崩れや住宅の床上浸水などが確認されている。横浜地方気象台によると、降り始めからの総雨量は18日正午現在で海老名が177・0ミリ、平塚で126・5ミリを記録。19日正午までの24時間では、東部、西部ともに多い所で100ミリの雨が降るとみて、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼び掛けている。
県などによると、これまでに大和市深見西で道路脇の斜面が崩落したほか、横浜市中区山元町で石垣が崩れ、海老名市国分北でも土砂崩れが起きたという。住宅の床上浸水が相模原市南区で1棟、横浜市瀬谷区で1棟、床下浸水は寒川町で1棟が報告されている。
JR東日本によると、大雨の影響で相模線は一部列車が運休するなど、ダイヤが乱れた。