新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は7日、男性3人の死亡と、196人の感染が新たに確認されたと発表した。新規感染者は重症、中等症が1人ずつで、軽症143人、無症状51人。147人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計219人、感染者は3万7354人となった。
市によると、死亡したのは宮前区と川崎区の50代男性と、高津区の70代男性。宮前区の男性は8月15日に陽性と判明。市内病院に入院していたが、同26日に死亡した。糖尿病などの基礎疾患があった。ワクチンは接種していなかった。
川崎区の男性は8月25日に陽性と判明。自宅で療養していたが9月2日に救急搬送され入院し、6日に死亡した。基礎疾患はなかった。ワクチンは接種していなかった。
高津区の男性は9月2日に陽性と判明。3日に入院したが、4日に死亡した。肺疾患などがあり、ワクチンは8月下旬に1回目を打っていた。
新たに確認された感染者の年代別は20代55人、40代34人、30・50代が各29人、10代25人、10歳未満13人、60・80代が各4人、70代3人。居住地別では市内が川崎区48人、高津区25人、幸区23人、中原区19人、宮前・麻生区が各9人、多摩区6人。市外は横浜市35人、藤沢市7人、東京都5人、大和市3人、茅ケ崎市と埼玉県が各2人、相模原・鎌倉・平塚市が各1人だった。