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特殊詐欺の実態(8)脇が甘かった「たたき上げ系」グループ

社会 | 神奈川新聞 | 2021年8月30日(月) 05:00

 特殊詐欺の検挙件数が2020年、過去最多となった。被害総額はピーク時から半減したが、依然として水準は高い。だまし取った通帳やキャッシュカードを使い荒稼ぎを狙う詐欺グループにとって、必要不可欠なのが現金を引き出す「受け子」や「出し子」だ。その末端の実態に迫る。

(公判廷供述など訴訟関係資料のほか、訴訟関係者、捜査関係者、詐欺グループ関係者への取材を基に構成しています)


横浜地裁

 「『赤城グループ』はある意味、特殊なんですよ」

 捜査関係者はそう指摘する。

 昨年10月に逮捕された赤城茂(36)=仮名=は、首都圏を中心に約140件の特殊詐欺事件を主導し、被害額は1・9億円に上るとされる。

「『中継役』です」

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