1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 表現の排除に慣れる社会 〝後押し〟するメディアや公権力

時代の正体 表現の自由考
表現の排除に慣れる社会 〝後押し〟するメディアや公権力

社会 | 神奈川新聞 | 2021年8月12日(木) 10:35

この夏を振り返る岡本さん

 日本軍「慰安婦」をモチーフとした「平和の少女像」や、天皇制を主題とした作品など、展示の場から排除されてきた美術作品を集め、検閲や自粛の問題を社会に問う「表現の不自由展」。この夏、東京など4カ所で計画されたが、東京展は会場がキャンセルとなり、各地でもさまざまな脅迫や妨害にさらされた。

 対応に奔走した実行委員会の岡本有佳さんは、美術展すら開けない異常な状況にもかかわらず、事態に慣れ、問題視しない日本社会の姿を今、痛感する。

 「私たちに落ち度があるのか。悪いことをやっているのか。そういう気にさえなってくる。周りにも『そんなに怖いことやっているから』と言われたり」。岡本さんは、こう心境を語る。

 発表の場から排除された作品をテーマにした芸術展。企画が公表されると、予想を上回る執拗(しつよう)な攻撃や妨害が湧き起こった。

えぐられる心

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題。詳しくはこちら

表現の自由に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング