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追う!マイ・カナガワ
読者の声が地域を変え始めた 問題提起の記事、改善の糸口に

社会 | 神奈川新聞 | 2021年7月5日(月) 11:00

 「あなたの声が地域を変える」のキャッチフレーズを掲げてきた「追う! マイ・カナガワ」。「横浜に3メートル級のバス停?」「平塚駅のバス乗り場、点字ブロック踏まないで」など、マイカナの記事が実際に地域を変えた事例も出始めている。

 マイカナは皆さんからの声が出発点です。これからも取材リクエストや記事の感想をお待ちしています。(マイカナ取材班)


点字ブロックの上の行列、改善 バス乗り場に誘導線

点字ブロックの横に引かれた整列用テープの上に沿って並ぶ乗客ら=平塚市

 JR平塚駅北口バスロータリーの点字ブロックの上に、人が並んでしまう現象を取り上げたマイカナの記事(5月30日付)。その後、投稿者の音楽教室講師・赤堀理絵子さん(65)=平塚市=から「問題のバス停には、黄色の線と矢印が引かれました。さっそく記事の効果があったようです」と、喜びの声が寄せられた。

 記者も6月中旬に現場へ向かうと、問題の2・3番バス乗り場に新たに誘導線が引かれ、点字ブロックを踏むこと無く、黄色い線に沿って列ができていた。神奈川中央交通や同市交通政策課を取材した記事が出た後、すぐに対策が取られたようだ。

 同社は「今後、市と連携しバス停の環境整備に努めたい」としている。

 女性の音楽教室には全盲の生徒らも通学しているといい、「勇気を出して取材をお願いしてよかった。生徒さんたちにも報告したい。きっと喜んでくれるはず」と声を弾ませた。(蓮見 朱加)

【マイカナ友だちアンケート】人気テーマは「社会問題」「歴史」

 半年の節目を前にマイカナ友だちにアンケートを実施した。10~80代の男女計166人が回答した。寄せられた意見を紹介する。(マイカナ取材班)


 これまでのマイカナの記事で好きなジャンルについて尋ねたところ、最多の99人が「社会問題」を選択。次いで98人が「歴史探訪編」、96人が「交通問題」を選んだ。

 印象に残った記事として、「エスカレーター、なぜ歩く?」(5月10日付)を挙げたのは18人。三浦市の女性(64)は「右半身まひなので隣が急いでいると恐怖を感じる」、綾瀬市の50代の主婦も「健康体の自分でも危ない体験をした。急ぐならなぜ階段を使わないの」と回答するなど、実際に身の危険を感じたという声が多かった。横須賀市のパートの男性(68)の「考えたこともなく、勉強になった」という感想も。

 「山手の牛 モ~いないの?」(4月11日付)は14人が挙げた。横浜市神奈川区の通訳の女性(63)は「山手の学校に通っていたのに知らなかった」、同市保土ケ谷区の男性会社員(42)は「ほかにも東海道線から牧場が見える区間があり気になっていた」という。

 そのほか、「横浜駅行かないのに横浜線」(5月16日付)を挙げた同市南区の男子学生(16)は「もともと鉄道好きで長年の疑問だった」とつづった。「東日本大震災10年 あの日の記憶 次代へつなぐ」(2月21日付)を選んだ同市港北区の30代の主婦は「夫が岩手出身で当時の話をよくしてくれる。読者のエピソードは貴重」と述べた。「点字ブロックに並ばないで」(5月30日付)を挙げた横須賀市のパートの女性(59)は「うっかり気が付かなかったが、必要な人に迷惑になることを少しの配慮で防げると気付かせてもらった」との意見を寄せた。

 マイカナに対する満足度(10点満点)は約8割が7点以上と回答。新聞を身近に感じ、親しみを持ったという意見が多かった。

 鎌倉市のパートの女性(51)は「遠い存在だった新聞記事が、頼りにしたい、困ったらいつでも聞いていいのだと身近になった」とつづり、横浜市の40代の女性会社員も「感想を伝えることもできて、参加している感があるのでよく読むようになった」と答えた。

 横須賀市の公務員の男性(45)からは「もっと切実な話を取り上げてほしい」という声もあった。

満足度採点、8割が7点以上 「新聞に親しみ持てた」

 「今後マイカナ取材班に期待すること」には身近な問題や地域の話題を取り上げてほしいとの意見が目立ち、「記事のその後も追ってほしい」「記事への意見も募集し、議論を深めて」などの要望も寄せられた。

 読みたい記事のジャンルでは、「教育」「ジェンダー問題」「LGBT問題」「不正摘発」「新型コロナウイルス関連」「首長への質問」「都市伝説の真偽」「スポーツ」「交通問題」などが挙がった。

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