1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 産婦人科医・遠見さんが語る お互いの体を知り守る

#metoo #youtoo 性教育考(下)
産婦人科医・遠見さんが語る お互いの体を知り守る

社会 | 神奈川新聞 | 2021年6月20日(日) 16:00

「性は人それぞれで多様。周囲の人と比べたり、性の経験を焦ったりする必要はない」と語る産婦人科医の遠見才希子さん

 中高生を対象にした 性教育を続ける産婦人科医の遠見才希子さん(37)。講演では、自分や相手の体を知ることの大切さと、お互いを守るための方法を伝えているという。

 性教育の活動を始めたのは、もっと気軽に真面目に性について考えることができる場が欲しいと思ったからです。振り返ると私自身、性についてきちんと学んだり、考えたりする機会がありませんでした。

 例えば、中学校の教科書に「性感染症を防ぐには性的接触を避けるか、コンドームを使用すること」と書かれていても、コンドームの正しい使用や避妊方法など、それ以上のことはなかなか授業では触れない。

 ある中学校で講演したとき、3年の男子生徒がこんな感想文を送ってくれました。≪今日は話が聞けてよかったです。コンドームって建物の名前じゃなくて、大切なものであることが分かったからです≫

 東京ドームと同じ並びでコンドームがあると思っていたのです。コンドームを知らない、見たこともないけれどセックスしているという中学生もいます。性に関する知識をきちんと伝えてこなかった大人、社会の責任は大きいと思います。

 時代が変わったと思うのは、スマートフォンが普及して、求めなくても性に関する情報が入ってくることです。

 スマホを操作するだけでアダルトコンテンツや広告が表示され、アクセスできてしまう。学校や家庭で伝えられる情報と、実際に子どもたちが見聞きする情報との間に質、量とも大きな差があり、アンバランスな状況だと感じます。性教育の活動を続けることで、その差を埋める存在になることができればと思っています。

妊娠を防ぐ方法

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

metooに関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング