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新型コロナ
神奈川県所管域で51人感染 厚木でインド株クラスター

社会 | 神奈川新聞 | 2021年6月3日(木) 18:00

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は3日、県所管域で新たに10歳未満~80代の男女51人の感染が判明し、小田原市の70代男性が死亡したと発表した。

 亡くなった男性は、5月27日に陽性が判明。今月1日に新型コロナ感染症で死亡した。

 感染者51人のうち、中等症が1人で、ほかは軽症か無症状。31人が感染経路不明だった。

 年代別では20代が12人、30代11人、60代7人、10代と40代が各6人、50代5人、10歳未満2人、70代と80代が各1人。

 県は3日、県内の新型コロナウイルス感染者のうち、10歳未満~80代の男女88人が変異株に感染していたと発表した。このうち11人がインド株(疑いを含む)という。1日当たりで最多のインド株の感染確認となった。県の担当者は「インド株の市中感染が進行していると言わざるを得ない」と話している。

 県内の変異株感染者は累計3398人になった。

 新型コロナウイルス感染者の宿泊療養施設「パ-クインホテル厚木」(厚木市)でクラスタ-(感染者集団)が発生した問題で、県は3日、新たに運営スタッフ2人の感染が確認されたと発表した。運営側の感染者は計11人となった。また、このうち7人はインド株と判明し、県内で初めてのインド株によるクラスタ-となった。

 県は入所者をほかの宿泊療養施設に移送し、パ-クインホテル厚木の療養施設としての運営は当面休止している。

 
 

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