新型コロナウイルスを巡り、神奈川県内の感染状況は政府の対策分科会が示す指標で、5項目が「ステージ3」の基準を上回った。
県の担当者は「このまま感染者数が増えていくと、医療提供体制が苦しくなる。緊張感を持って対処したい」と説明。引き続き感染防止対策への協力を呼び掛けている。
感染状況を示す指標について、政府の分科会は今月、療養者のうち入院中の人の割合を示す「入院率」を導入するなど見直しを行った。
これを受け、県は24日の対策本部会議で県独自のモニタリング指標を改定。ただ、入院率のステージ適用には条件があり、現時点で政府は神奈川に適用しておらず、県は導入を見送った。
【下図:指標に基づく感染状況と、週別感染者数の推移】
神奈川のコロナ感染状況、政府指標5項目が「ステージ3」に
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分科会の指標に基づく県内の感染状況 [写真番号:599377]
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県内の週別感染者数の推移 [写真番号:599381]