多文化共生施設「川崎市ふれあい館」館長に殺害を示唆する差別脅迫状が送りつけられたヘイトクライムを巡り、人権団体「外国人人権法連絡会」は23日、緊急対策を求める声明を法務省人権擁護局に提出した。差別事件にさらされ続けている在日コリアン3世、崔江以子(チェカンイヂャ)さんは「被害に策が追いついていない。私や同じ属性の在日コリアンに物理的な危害が加えられてからでは遅い」と窮状を訴えた。
面談後に会見した崔さんは…
「ヘイトクライム被害に対策を」 NGOが法務省に訴え
外国人人権法連絡会の声明を提出する田中宏共同代表(中央)=東京都千代田区の法務省 [写真番号:595991]
面談後に会見する崔さん(左から2人目)ら=東京都内 [写真番号:595990]