新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は20日、幸区に住む80代男性が死亡したと発表した。新たに確認された感染者は10~80代の45人で、31人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計147人、感染者は9879人となった。
市によると、死亡した男性は3日にせきや倦怠(けんたい)感などの症状があり、4日に発熱。7日に陽性と判明し、入院していた。基礎疾患があったという。
新たに確認された感染者は中等症3人、軽症40人、無症状2人。年代別では20代11人、40代9人、50代7人、60・70代が各5人、30代4人、10・80代が各2人。居住地別では宮前区12人、中原区8人、川崎区7人、高津区、横浜市が各4人、多摩・麻生区が各3人、幸区2人、藤沢市、東京都が各1人。
感染経路が分かっているうち家庭内感染は9人、陽性者の接触者は5人。経路が不明なのは幸区の20代無職女性や、宮前区の30代会社員男性ら。