川崎市の多文化共生施設「市ふれあい館」の崔江以子(チェカンイヂャ)館長宛てに差別脅迫文書が送りつけられたヘイトクライムを巡り、同館の運営を市から委託されている社会福祉法人青丘社は7日、事件を非難する声明を発表した。地域の子どもたちを守るためにも「それぞれの立場から差別反対の意思表示を」と呼び掛けている。
青丘社は同館のある川崎区桜本で差別のないまちづくりに取り組む。マイノリティーをはじめ困難を抱える子どもたちの居場所となっている館の運営を開館当初から担い、高齢者や障害者の福祉事業も手掛ける。
声明では…