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新型コロナ
コロナ禍での自殺者増「継続ケアを」 対策会議座長に聞く

社会 | 神奈川新聞 | 2021年3月28日(日) 14:30

 減少傾向にあった自殺者数が再び増加に転じた。とりわけ女性や小学-高校生の自殺が目立つ。

 原因は複合的といわれるが、新型コロナウイルス禍の影響は明らかだ。人と人のつながりを頼みとする自殺対策は、互いに距離を置く感染対策とは相反する試み。これをどう進めたらよいのか。

 精神科医で、かながわ自殺対策会議の大滝紀宏座長(横須賀市・湘南病院院長)に聞いた。

大滝紀宏さん

 -感染対策の主軸は直接の会話を減らすことです。同時に、これは自殺対策の多くを困難とします。

 「今は、人と人の密を避けざるを得ない状況です。だが人は悲しいときも、困ったときも、距離を縮め励まし合う生き物です。人を分断し、本来の生き方を妨げているのが、この感染症の恐ろしさなのです。仲間づくりができないうちに孤立してしまう若者もいます」

 -コロナ禍が心に及ぼす影響は、どのようなものでしょうか。

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