
首都圏1都3県で新型コロナウイルス緊急事態宣言が全面解除され初の夜を迎えた22日、神奈川県内の繁華街は夜間営業を再開した飲食店が目立つ一方、かつてのにぎわいにはほど遠い光景が広がった。
営業時間短縮要請の緩和に期待する声はあるが、2カ月半にわたる“我慢の反動”は限定的で、戻らぬ客足にため息も。
ただ百貨店などは多くの買い物客で混雑する時間帯もあり、「緩み」を警戒して感染対策を再徹底する動きもみられた。
横浜・野毛

県内屈指の飲み屋街として知られる横浜・野毛。
人気店では「一度来てみたかった」(20代男子大学生)と話す若者客らが目立ったが、仕事帰りの会社員ら中高年の姿はまばらだった。
2カ月半ぶり宣言解除 横浜・川崎の繁華街、百貨店の客足は
時短営業要請が緩和されたものの閑散とする野毛地区=22日午後8時半ごろ、横浜市中区(画像の一部を加工しています) [写真番号:553955]
時短営業要請が緩和されたものの閑散とする野毛地区=22日午後8時半ごろ、横浜市中区(画像の一部を加工しています) [写真番号:553956]
普段より人通りの少ない仲見世通り=22日午後6時40分ごろ、川崎市川崎区(画像の一部を加工しています) [写真番号:553975]
感染防止のビニールシートが設置されたバーでは、午後7時以降に飲酒を楽しむ人の姿が見られた=午後7時25分ごろ、川崎市川崎区東田町 [写真番号:553976]
横浜高島屋では、感染症対策でビニール越しにレジの接客をしていた=22日午後3時15分ごろ [写真番号:553957]
緊急事態宣言が解除されて少し客足が戻った横浜高島屋1階フロア=22日午後3時40分ごろ [写真番号:553958]
横浜高島屋の地下1階のパン売り場。今月プレオープンし、多くの買い物客で賑わっていた=20日午後3時半ごろ [写真番号:553959]
今月プレオープンした横浜高島屋の地下1階のパン売り場。多くの買い物客で賑わっていた=22日午後3時半ごろ [写真番号:553960]