川崎市中心部の商店街「銀柳街(ぎんりゅうがい)」が、東日本大震災で被害を受けたアーケードの耐震補強を終えた。
約40年にわたり買い物客らに親しまれてきた街のシンボルを安心安全の象徴にしようと、各店と市が協力し9年がかりで再整備を進めてきた。
震災から10年の節目に完了し、関係者は「先人が造ったアーケードを守り、災害に強い街を目指したい」と思いを新たにしている。
揺れ収まらず「恐怖」
川崎・銀柳街、アーケードの耐震完了「先人からの名所守る」
-
大型のステンドグラスが設置される銀柳街=川崎市川崎区 [写真番号:539548]
-
緑色の柱に支えられる銀柳街のアーケード=川崎市川崎区 [写真番号:539550]
-
耐震補強工事を終えた銀柳街のアーケード=川崎市川崎区 [写真番号:539551]