東日本大震災で巨大津波に襲われた岩手県大船渡市で、地元の子どもたちと番組作りに取り組んできた東海大生が、10年目の作品「大船渡こどもテレビ局2021」を完成させた。
コロナ禍で現地に足を運べない中、2011年以降の軌跡を記録映像でたどりつつ、リモート取材で被災地の今を追った。
成長し前を向く姿と時を経ても変わらぬ人のつながりを実感した学生たちの番組は5日から、神奈川県内のケーブルテレビ(CATV)局で放送される。
当時と同じように2人で…
成長し前へ、大船渡の10年追う 震災番組、5日から放送
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スタジオでナレーションの録音に臨む学生=東海大湘南キャンパス(同大文化社会学部広報メディア学科提供) [写真番号:531260]
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【上】2011年のこどもテレビ局プロジェクトに参加した川畑朱子さん(左)と刈谷瀬菜さん【下】今回の番組では、当時と同じように2人で被災地の今を紹介した(東海大文化社会学部広報メディア学科提供) [写真番号:531261]