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上を向いてwithコロナ
分断で傷ついた心、癒やすのも人間 コロナで気付いた経営者

社会 | 神奈川新聞 | 2021年2月15日(月) 06:00

 ウィズコロナ時代。命と暮らしを脅かす未知のウイルスに翻弄(ほんろう)されながらも、新しい価値観や地域の支えに背中を押されて一歩を踏み出す例は少なくない。

 困難を乗り越え、上を向く人たちの今を追った。


「コロナが大切なことを気付かせてくれた」と語る斉田さん=横浜市鶴見区

 事務所の壁に掛けられた大振りのボードは、数々の現場と担当作業員の名前で埋まっていた。来日30年余り、電気工事会社を営む日系ブラジル人2世、斉田義一さん(58)=横浜市鶴見区=が積み上げてきた信頼の証しだ。「みんな、家族のようですよ」。マスク越しの柔和なまなざしが人柄をにじませる。

 ブラジル・アマゾンの田舎町トメアスに生まれた。90年余り前、日系移民が熱帯雨林を開拓して築いた小さな集落だ。商都サンパウロのコンピューター関連の専門学校に進み、日系人の「出稼ぎ」が始まって間もなく、27歳で海を渡った。

 埼玉の工場を皮切りに静岡や群馬で働き、横浜へ。より高収入を求め、20年ほど前に電気技師に転身し、10年前に会社を起こした。

 新築の事務所、商業ビル、病院、学校、工場─。主に大規模施設の電気工事を手掛け、受注が途切れることはない。社員と「一人親方」の職人を合わせ、多い時には70人ほどが首都圏を中心に各地の現場に立つ。

大流行で帰国延期…想起したのは

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