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森会長辞任も「多様性どこに」 県内ボランティア困惑の声

社会 | 神奈川新聞 | 2021年2月13日(土) 05:00

2019年10月に行われた都市ボランティアのキックオフイベント(横浜市提供)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日、女性蔑視発言の責任を取って正式辞任した。大会を支えるボランティアが700人以上も参加を辞退するなど波紋を広げた問題。県内ボランティア関係者からも困惑の声が上がり、トップ交代後の対応を注視している。

 3日に開かれた日本オリンピック委員会の臨時評議員会で、森氏は「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などと発言。国内外の厳しい批判にさらされ、事実上、退任に追い込まれた。

 「ああいう発言が出て、非常に残念」。大会ボランティアの推進員として準備に携わる男性は、そう語気を強めた。

「はしごを外された気分」

 
 

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