警鐘 クルーズ船集団感染1年(6)
感染症対応の責任どこに 県と横浜市は駆け引き激化…内実は
社会 | 神奈川新聞 | 2021年2月10日(水) 07:00
「まるで黒船来航だ」
神奈川DMAT(災害医療派遣チーム)調整本部長の阿南英明医師は、「ダイヤモンド・プリンセス」で巻き起こった前例のない“災害”に衝撃を隠せずにいた。
感染症対応の責任の所在を巡り国際ルールの不備が浮かび上がる中、足元の横浜港では県と横浜市の駆け引きが激化していた。
「顔を立てた」けれど
感染症対応の責任どこに 県と横浜市は駆け引き激化…内実は
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クルーズ船の感染者を県外15都府県に搬送する民間車両=昨年2月14日、横浜港・大黒ふ頭(三木 崇写す) [写真番号:506490]
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乗船者の陽性判明数 [写真番号:506491]