日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は9日、東京都内で定例会見を開き、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について「いかなる種類の差別も認めないオリンピズムの根本精神に反する極めて不適切な発言だった」と従来の考えを強調した。
五輪開催に向けた機運が冷え込む中での発言には国内外から批判が相次ぎ、大会ボランティア約390人が辞退する問題に波及。自民党の二階俊博幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」などと発言したことがさらなる波紋を呼んでいる。
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日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は9日、東京都内で定例会見を開き、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について「いかなる種類の差別も認めないオリンピズムの根本精神に反する極めて不適切な発言だった」と従来の考えを強調した。
五輪開催に向けた機運が冷え込む中での発言には国内外から批判が相次ぎ、大会ボランティア約390人が辞退する問題に波及。自民党の二階俊博幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」などと発言したことがさらなる波紋を呼んでいる。