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新型コロナ
県所管域、4人死亡85人感染 三浦市立中でクラスター

社会 | 神奈川新聞 | 2021年1月27日(水) 19:54

神奈川県庁

 新型コロナウイルスを巡り、神奈川県は27日、県所管域で新たに4人が死亡し、10歳未満~100歳代の男女85人の感染が確認されたと発表した。

 亡くなったのは厚木市の70代女性、座間市の80代女性、綾瀬市の80代男性、大和市の70代女性の4人。厚木市の70代女性はクラスター(感染者集団)が発生している同市の愛光病院の入院患者だった。ほか3人は医療機関に救急搬送されたが、1~5日後に亡くなった。

 新規感染者85人のうち、重症が2人で中等症が4人、ほかは軽症か無症状という。感染経路不明は53人だった。

 三浦市立中学校では新たに生徒6人の感染が判明し、感染者は計8人になった。県はクラスターが発生したとしている。海老名市のオアシス湘南病院では入院患者2人の感染が判明し、計103人になった。

 新型コロナの患者を最大限受け入れることができる「最大確保病床」を1939床から1555床に見直したことを受け、県は病床使用率の基準を変更。病床使用率は26日現在で60・13%となり、4段階の感染状況では「ステージ4(爆発的感染拡大)」の指標(50%)を超えた。

 新型コロナウイルスを巡り、県は27日、クラスターが発生している県立がんセンター(横浜市旭区)で、看護師1人の感染が新たに判明したと発表した。感染者数は計12人になった。

 クラスターの発生により、一部の診療科では入院調整に時間がかかるなどの影響が出ているという。

 
 

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