新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、市内で80代男性の死亡と10歳未満~90代の男女461人の感染が新たに確認されたと発表した。過去最多で、中等症が3人、軽症または無症状が421人。ほかは症状が分かっていない。296人が感染経路不明という。
市によると、亡くなった男性は昨年12月15日に発症し、同20日にPCR検査を受けて陽性と判明。入院したが、同31日に新型コロナによる肺炎で死亡した。高血圧症と心疾患の基礎疾患があったという。
クラスター(感染者集団)が発生している介護老人保健施設では新たに職員と利用者合わせて15人の感染が判明し、感染者は計34人となった。別の介護老人保健施設では新たに職員1人の陽性が確認され、感染者は計19人。有料老人ホームでは利用者1人の感染が判明し、感染者は計40人となった。
また、利用者と職員計3人が感染した市内の介護老人保健施設では新たに利用者2人の感染が判明し、市はクラスターと認定した。