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追う!マイ・カナガワ
高さ3m級バス停のなぜ(上)時刻表、見にくくない?

社会 | 神奈川新聞 | 2021年1月7日(木) 05:00

 「とてつもなく背の高いバス停が横浜市内にあります。子どもや車いすの人が時刻表を見にくいだろうし、早急に改善する必要があるのでは?」。

 「追う! マイ・カナガワ」取材班に、こんな声が届いた。

 いったいどんなバス停なのか?


3メートル級の浅間町車庫前のバス停。子どもの背丈の倍はある=横浜市西区

 投稿した同市内の男性(45)と西区にある問題のバス停「浅間町車庫前」で待ち合わせると、驚くべき光景が目に飛び込んできた。

 上からバス停名、行き先案内、時刻表が並ぶ。

 市内でよく見かける白いポールのバス停と形は変わらないが、記者の身長より倍ぐらいありそうだ。

 男性と一緒に手を伸ばして3メートルのメジャーで測ってみた。目盛りがいっぱいになるが、手が届かずうまく測れない…。

 「このバス停は私が子どもの頃からあった気がします」と男性。

 試しに子どもや車いす利用者の目線になるように、かがんでみた。時刻表は見えるが、びっしりと書かれた行き先案内は遠すぎてよく見えない。

 男性によると、同様のバス停は旧東急東横線の桜木町~高島町間の高架下にもあるという。市営、神奈川中央交通、京浜急行電鉄のバスが通る「雪見橋」「花咲橋」「高島町」だ。

 浅間町車庫前も市営、神奈川中央交通、相模鉄道が通る。いずれも交通の要所である横浜駅から近く10を超える路線が集中し、市内屈指の混雑ぶりだ。

4カ所の「特注品」

 
 

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