「とてつもなく背の高いバス停が横浜市内にあります。子どもや車いすの人が時刻表を見にくいだろうし、早急に改善する必要があるのでは?」。
「追う! マイ・カナガワ」取材班に、こんな声が届いた。
いったいどんなバス停なのか?
投稿した同市内の男性(45)と西区にある問題のバス停「浅間町車庫前」で待ち合わせると、驚くべき光景が目に飛び込んできた。
上からバス停名、行き先案内、時刻表が並ぶ。
市内でよく見かける白いポールのバス停と形は変わらないが、記者の身長より倍ぐらいありそうだ。
男性と一緒に手を伸ばして3メートルのメジャーで測ってみた。目盛りがいっぱいになるが、手が届かずうまく測れない…。
「このバス停は私が子どもの頃からあった気がします」と男性。
試しに子どもや車いす利用者の目線になるように、かがんでみた。時刻表は見えるが、びっしりと書かれた行き先案内は遠すぎてよく見えない。
男性によると、同様のバス停は旧東急東横線の桜木町~高島町間の高架下にもあるという。市営、神奈川中央交通、京浜急行電鉄のバスが通る「雪見橋」「花咲橋」「高島町」だ。
浅間町車庫前も市営、神奈川中央交通、相模鉄道が通る。いずれも交通の要所である横浜駅から近く10を超える路線が集中し、市内屈指の混雑ぶりだ。
4カ所の「特注品」
高さ3m級バス停のなぜ(上)時刻表、見にくくない?
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3メートル級の浅間町車庫前のバス停。子どもの背丈の倍はある=横浜市西区 [写真番号:470727]
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日本大通り駅県庁前(中区) [写真番号:470728]
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横浜駅周辺のバス停 [写真番号:470731]
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3メートル級のバス停=横浜市西区 [写真番号:470729]
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3メートル級のバス停=横浜市西区 [写真番号:470730]